立ち回り解説「勝ち筋と負け筋」

みなさんこんにちは!Mume(むめ)です!

今回は少し中級者向けのお話になります。

 

機体の動かし方にも慣れ、弾の当て方や避け方もかなり身についてきた。なのに全然勝率が上がらない。そんな人たちが次に覚える必要があるのが立ち回りの部分です。
今回はその中の1つ、勝ち筋と負け筋についての解説をしていこうと思います。

 

この勝ち筋と負け筋という考え方なのですが、自分の中のイメージとしてはボードゲームやTRPGに近いですね。基本的には

  • 高コストが1回覚醒を使うと、相手の片方の耐久を高確率で150〜250(格闘機なら250〜350)減らせる
  • 2vs1の状況を作れば、相手から中確率で1度ダウンを奪える。相手が覚醒時ならば、自分たちが攻撃を食らう確率が半減する(もしくはダメージを抑えられる)
  • 覚醒は覚醒で相殺される

という条件の下で、勝ち筋というのは自分たちの覚醒や相手側の1ミスで勝ちが決まる状況に持っていくためのシナリオ、負け筋というのはその逆のシナリオだと思っています。


では実際にどのような考え方なのか、例を見ていきましょう。
相手側は2機目のHi-ν(耐久250、M覚あり)と1落ちして復帰直後のライトニング(耐久120、E覚あり)。こちらは2機目のギスⅢ(耐久350、M覚もう少しで溜まる)とまだ落ちていないペイルライダー(耐久50、落ちればL覚が溜まる)。
残りコストは相手側が500でこちらが3000なので、数字上はかなり有利な状況に見えます

この状況での勝ち筋は2つ。「ライトニングのE覚を吐かせ、ギスの覚醒が溜まったところで落としに行く」か、「ライトニングを守ろうと前に出てきたHi-νから1ダウン取り、覚醒を2人で抑えてから最後ギスの覚醒で詰める」かです(ここにライトニングの格闘CSを吐かせるという過程も入ってきます)。

この場面で一番やってはいけないのは、ギスが無駄な被弾で先に減ってしまうこと。特にライトニングの格闘CSなんかを食らってしまうとHi-νの覚醒で即落とされてしまう状態になり、覚醒を使って逃げたとしても詰める手段を失い一気に不利になります。これが最も大きな負け筋です。
またミリのペイルライダーが即落とされてしまう、もしくは落とされたペイルライダーが即ダウンをもらってしまうのも、Hi-νの覚醒やライトニングの格闘CSで決着がつく状況になってしまいますし、逃げを強要されることで最後のギスの覚醒を2人で対処されてしまう可能性も出てくるので避けたいです。

初心者がよくやりがちなのが、決着を焦って最後の覚醒を相手より先に使ってしまうことですね。この場面で例えばペイルが落ちてしまったからといってギスが焦ってライトニングに覚醒を使ってしまった場合、ライトニングにはE覚で逃げられ、Hi-νの覚醒を自分か味方にぶつけられてしまいます。こうなると勝つのは非常に難しくなるでしょう。

こういった状況でギスペイル側は

  • ギスはペイルが落ちるまで絶対に食らわず、最後の覚醒でどちらかを落としに行く
  • ペイルライダーは落ちる前にできればHi-νから1ダウン取る、もしくはライトニングのE覚を吐かせる。落ちてしまったら自分が死なないようにL覚を回しつつ、ギスが決着をつけるお膳立てをする

といったことを目指す必要があります。


逆に相手のライトニングがミリでまだ落ちておらず、ペイルが先に落ちてしまったとしましょう。(30側の耐久はHi-νが350、ギスが250でどちらもM覚ありだとします)
この場面で絶対にやってはいけないのは、ライトニングを落とすのにギスが覚醒を使ってしまうこと。またはペイルが無理に攻めて減ってしまうことですね。
ギスがHi-νに覚醒をぶつけてしまうのも、その後のHi-νの覚醒を考えると非常にリスキーだと思います。逆に自分たちが食らわずにライトニングを落とすことができれば、もしくはHi-νを削り1コン圏内まで持ち込めれば、自ずと勝ち筋が見えてくるはずです。


もちろん狙うべき勝ち筋は状況や機体編成によって変わってきます。例えばギスが全覚を使える状況であればHi-νの半覚を潰した上で最後詰めに行くことが可能になりますし、機体がギスではなくクアンタだったりした場合、1回の覚醒でライトニングのE覚を吐かせた上でもう1パン取りに行くなんてことも狙えたりします。

 


もう1つ、実体験を元にした例を挙げます。
シャッフルで25が4機、相手はどちらも2機目で耐久ミリの覚醒なし、味方は2機目の耐久200前後で覚醒あり、自分は1機目の耐久ミリで覚醒なし(落ちれば溜まる)という状況でした。
ここで「こっちが落ちて覚醒を補充すれば、相手のどちらかを落としに行ける。味方は覚醒もあるし逃げられるのでほぼ勝ち確だろう」と考えた自分は、前に出ます通信を送って落ちに行きました。
しかし味方は、こちらが復帰するのを待たず覚醒を使って突撃してしまったのです。完全に1vs2だったので覚醒は通らず、逆にダウンさせられる結果に。そしてこちらが補充した覚醒で相手の片方を落とすよりも早く、もう片方の相手に味方が落とされて負けてしまいました。

自分の見通しが甘かったと言われたらそれまでなのですが、味方がもし覚醒を逃げに使ってくれていたら、もしくは攻めに使うのでもこちらが復帰するまで待ってくれていたらと、非常に歯がゆい思いをしたことを今でも覚えています。

 


このようにエクバシリーズの根本は、自チーム対相手チームの間で行われる耐久のやりとりです。その中で重要になってくるのが覚醒の駆け引きだったり状況ごとの押し引きといった部分ですので、ただ自分が攻撃を目の前の敵に攻撃を当てれば勝てる!というような考えは、ゲームへの理解から大きく外れた思考であるといえます。


もしかしたら上位勢の中にはこういう判断を直感的にできる感覚派の猛者も一定数存在するのかもしれませんが、自分は上位勢でもなくバリバリの理論派なので、頭を使わなきゃ無理ですね笑
そのため自分がまだゲーム慣れしていない身内と固定を組むときなんかは、「ここ減っちゃいけない場面だよ!」「この相手の覚醒しのげば勝てるよ!」「死ぬ前になんか1発当てて!」等、常に指示を出しながらプレイしていることが多いです。(もちろん判断を誤ることもありますが…)


ちなみにこういった戦術眼を磨く方法で一番手っ取り早いのは、同じくらいの実力の人とちゃんとした機体編成で固定をやることだと自分は思います。

 

今回挙げたのはほんの一例ですが、勝つための考え方としては非常に重要な部分で、かつシャッフルではできていない人がかなり多い部分だと思います。勝率5割を超えない人たちって、減ってはいけない場面でも欲張って被弾したり、有利な場面でも当たってはいけない武装に当たってひっくり返されたり、覚醒使い終わったミリの敵を狙わずまだ覚醒や耐久の残っている方に自分の覚醒を使ってしまったりっていうのが多いんですよね。

「そんな難しいこと試合の中でいちいち考えられない!」と思う方もいるかもしれませんが、知っているかいないか、努力をするかしないかで確実に差が出てくるのは間違いないかと思います。

ただ闇雲に戦数を重ねるのではなく、特に接戦だった試合なんかはどこで勝ち筋ができたのか、またどこで負け筋ができてしまったのかなどを意識しながらリプレイを見たりして、試合の勝ち方を身につけられるようにしていきましょう!